

夕ぐれのかげを見ていたよ
いつもガラスのような表情
光のようなそれを
夕ぐれのかげを見ていたよ
ぼくが見たゆめの終わりに
きみが両手をのばしてバイバイさ
「春のクオンタイズ」きみはたしかにそう言った
きみはずいぶんむずかしいことばをつかう
こどものぼくにはわからないことばでさ
世界はくり下がりの引き算だ
すぎていく春の日々のまぶしさが色あせることはない
テレビで言ってた そんなことばを
きみもきっとしんじてる
夕ぐれのかげを見ていたよ
いつもガラスのようなひょうじょう
光のようなそれを
夕ぐれのかげを見ていたよ
ぼくが見たゆめの終わりに
きみが両手をのばしてバイバイさ
体育のじゅぎょうはつまらない
ぬけ出して歩いた校区外
ぼくが速く走れたら
こんな毎日も良くなるか
朝のない春を見ていたよ
いつもどこかおかしいね
ぼくらはおかしいね
ゆれているかげを見ていたよ
すぎていく春の日々のまぶしさが色あせることはない
テレビで言ってた みんなが言ってた
だからきみもしんじてる
大人になったらわかるかな
思い出したら今日のこと「カンショウ」って言うらしい
もうすぐ終わるときみが言う
ぼくもそう思っているよ
この歌もきっとそうさ
ぼくが見た日々の終わりに
いちどだけふり向き、さようなら。
- Lyricist
Akimichikun
- Composer
Akimichikun

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Quantize of Spring
oddrooome