歌詞

季節は秋 あたし鬱転

空を眺めても 曇りたまに小雨

ゴミ出しも買い出しも 料理も洗濯も

シンクに溜まったお皿たちも しらない

なんにもしたくないの なんにもできない

怠けてるわけじゃない 甘えてるんじゃない わかってよ

カラダが動かない

死んでるの？生きてるの？ わかんない

(はぁ…)ロボットみたいになったあたし

天井を見つめてたら 自分の名前も思い出せなくなってた

テレビもSNSも こわくて 見られない

世界から切り離されたみたい

この惑星からたったひとり 取り残されてしまった

気づいたら ハロウィンがおわってた

街はすっかりクリスマス

にぎわうカップル ファミリーでショッピング

赤と緑の飾りたち 氷の結晶

なんだか あたしもワクワクしてきたみたい

メリークリスマス ハッピーホリデイズ

クリスマスおわっても ハッピーニューイヤー

バレンタイン渡す人いないけど 別にいっか

1月2月3月と あたし段々ハイになっていく

4月がきた あたしの季節がきた

主演監督脚本ぜんぶ自分だけのショーが始まるの

ああ 万能感 全能感 あたし万物の創造主 神様

病的な躁状態

初夏がきて新しい ボーイフレンド

ドライブして海へゆこう

ナンパされて 色んな男とっかえひっかえ とっかえひっかえ

それが原因だったのかな なんだか心がちょっとずつおかしくなってきた

寂しい 心細い

動悸がしてきたなあ これはデジャヴ？

最近雨が多いな あ、台風…

思い出した あたし 低気圧に弱いんだった

この感覚を知っている

大っ嫌いな この感覚

そっか アイツがきたんだね

そうだ 鬱がきたんだ

鬱がきて 鬱が明けて 躁になって また鬱に戻って

あたしの人生 これの繰り返しだ