歌詞

夕日が伸びていく 誰もいない教室

今日の私も「完璧」だったかな…

カバンにしまい込んだ 本当の私

窮屈なこの制服じゃ 息もできない

「すごいね」「さすがです」って

聞こえてくる声が

ガラスみたいに心を隔てていく

君だけが知っている

臆病で、わがままな私を

呆れた顔で それでも

隣にいてくれるから…

夕暮れの空に溶けていくセンチメンタル

“お願い”するたび 君の優しさに触れて

本当はただ 見ててほしいだけなのかも

この衣装（ふく）じゃなくて ありのままの私を

君の隣が 私の居場所になればいいのに

君がくれた言葉 一つ一つが

色褪せた毎日の スケッチを彩ってく

コスチュームに隠した この気持ちの名前

まだ知らないままでいたいような、知りたいような

いつからだろう

君の姿を探してる

くだらない話で笑う 横顔を見つめてる

夕暮れの風がめくった心のページ

“ありがとう”さえも 上手く言えない私だけど

本当はもう 気づいてしまっているのかも

どんな衣装（ふく）よりも 君の言葉が嬉しいこと

君の隣で 明日も笑っていたいな

チャイムが終わりを告げても

「また明日」って言えないまま

もう少しだけ… このままで…

夕暮れの空に そっと願いをかけた

君の隣が 私の「特別」になりますように…