Lyric

ねえ また私の名前 間違えたフリして

そっちの誰かのこと 思い出してるんでしょ？

でもキスの味は 私だけのもの

まだ気づかないの？ 馬鹿だね

嘘でもいい ねえ こっち向いてよ

その目 逸らすのが 一番ずるい

どうせさ 誰かを傷つけて

愛した気になるんでしょ？

リップスティック 真っ赤に染めて

「私の方が似合うでしょ？」って笑う

君の部屋の匂いもベッドも

全部 私色に変えてあげる

ごめんねじゃ 済まないってわかってる

でもやめない やめられない

愛される順番なんて退屈だし

奪うほうが 燃えるでしょ？

「今だけ」とか「間違い」とか

使い古された台詞 聞き飽きた

だけどその声が まだ愛しいなんて

私って 本当に馬鹿だよね

ねえ 優しさって何？ 都合のいい言い訳？

笑わせないでよ

その唇が今 私を選ぶなら

全部 壊していいよ？

リップスティック 滲ませながら

「黙ってて」ってキスで封じて

君の未来も 指先も

私だけが 塗り替えてあげる

正しさなんて 退屈なだけ

ドラマなら ヒロインは私

選ばれない恋が 一番美しいって

誰が決めたの？

ねえ あの子の涙よりも

私の嘘の方が甘いと思わない？

惹かれた時点で もうアウトでしょ？

じゃあ 最後まで 堕ちてよ

リップスティック 乾く前に

「愛してる」って言わせてあげる

嘘も痛みも この胸で

ちゃんと抱きしめてあげるから

愛されたいって 願った日々より

奪った今が 綺麗だと思う

ほら、また私を 選んでしまったね？