cheeseのジャケット写真

歌詞

浅緋

月星ソラ

朝があけたらそこにあなたがいた

かすかに開いた口と上下している胸

そんな生のしるしがひどく不似合いだった

よくわからない輪は静かに硬かった

どんな夜でもおやすみを欠かさない

そして朝あけには白いまぶたが開く

澄んだ雪肌にただ指をはわせて

限りある幸せの形をなぞったんだ

痛みも悲しみも尽きないけれど

ここにいるあなたの存在に救われた

どんな絶景よりあなたを見てたいけれど

起きるたびあなたがいることが不思議だ

きっとあなたはいつか朝靄へと消えて

私は悟るだろうその時が来たんだと

霞んだ声でおはようとつぶやく

今までの日々はそう繰り返されてきた

今はこのままでなんでもいいやと

安心してそう思うことができたんだ

失うことを恐れたりはしない

もう既にたくさんの朝をもらったから

悔やまないよう貯めておこうとするよりも

退屈なくらい当たり前な一日を

あなたと過ごしたい

もしあなたがある朝靄に消えても

同じように朝が来ておはようと言うのだろう

あなたがくれた今までのすべてを

抱えたまま私は恐れず生きていける

朝があけるかもわからないけど

今はただおやすみ

  • 作詞者

    月星ソラ

  • 作曲者

    月星ソラ

  • プロデューサー

    月星ソラ

  • ギター

    月星ソラ

  • アダプター

    月星ソラ

cheeseのジャケット写真

月星ソラ の“浅緋”を

音楽配信サービスで聴く

ストリーミング / ダウンロード

アーティスト情報

"