もう 夏になれば
過ぎる こだまを見送ったら
汗を拭う手に張り付いた
陽の光を払っていく
どこの先へ向かおうとする
でたらめな明るい歌を歌いながら
降りそうな空の下を 急ぐ
足にルールを巻きつけ
夢のあとの 澱を飲み込め
燕の肩に降りる
街の熱を川べりに並べ
数えては 覚えている
次の歌へ
待ちきれずに 小さな手を 力強く広げては
口を開ける 子供の目に 映り込む夏の青
- 作詞
よしむらひらく
- 作曲
よしむらひらく
Rotha and Rapa の“夏のこだま”を
音楽配信サービスで聴く
ストリーミング / ダウンロード
- 1
柔らかい青
Rotha and Rapa
- 2
飛ぶ影
Rotha and Rapa
- 3
鏡のように
Rotha and Rapa
- 4
遠く大きな手
Rotha and Rapa
- 5
きみのちからで
Rotha and Rapa
- 6
雲と流れる夕闇
Rotha and Rapa
- 7
あたたかい土と足並み
Rotha and Rapa
- 8
小さい渦となみだ
Rotha and Rapa
- 9
花のように 風のように
Rotha and Rapa
- ⚫︎
夏のこだま
Rotha and Rapa
- 11
雨の記憶と
Rotha and Rapa
- 12
形を成す 心は 鳥の姿
Rotha and Rapa
- 13
投げかけた色彩と模様
Rotha and Rapa
- 14
透明な果て
Rotha and Rapa
- 15
門出
Rotha and Rapa
よしむらひらくとふくいかな子(ラパキヴィの花)による音楽制作ユニット・Rotha and Rapaのファーストデジタルアルバム。
“川にまつわる物語のBGM”というコンセプトで制作された本作は、ピアノによるインストゥルメンタル楽曲と、アコースティックギターがメインのヴォーカル楽曲とが規則的に配置された構成となっており、よしむら・ふくいそれぞれが最も得意とする表現方法を用いつつ、互いの新境地を引き出し合っている。
ゲストドラマーとして岸田佳也(トクマルシューゴ/butaji etc)がM.15に参加。
アーティスト情報
Rotha and Rapa
二人の音楽家、よしむらひらくとふくいかな子(ラパキヴィの花)による音楽制作ユニット。2019年結成。 2020年1月、共通したテーマに沿った楽曲を持ち寄った1stデジタルアルバム「Sketches for river」リリース。
スタジオローサ