青の追憶のジャケット写真

歌詞

青の追憶

SEIMEI

透き通る海の中で 泳いでたあの日々は

潮に揺れるエビやカニ どこへ消えてしまったの?

白く染まるサンゴ礁 光る破片が転がる

遠く響く波の音 何かが変わった

探し続けた 餌場はもうなくて

彷徨うたびに 仲間の影が消えていく

青く深く 広がるこの海

だけど今は どこまでも暗くて

父も母も 友も遠くへ

消えてしまう 光の向こうへ

潮の満ちるこの場所で 君と並び泳いだ

泡に消えたあの影を 今もまだ探してる

ふと気づけば一人きり 静かに漂う夜

流れに任せながら 目を閉じた

あの光へと 手を伸ばせばきっと

君とまた会えるのかね?

青く深く 広がるこの海

だけど今は どこまでも暗くて

父も母も 友も遠くへ

消えてしまう 光の向こうへ

この海に生まれて この海で生きて

ただ泳ぐだけだったのに

空の下の人たちが 僕らの世界を

少しずつ変えていく

青く深く 広がるこの海

夢を見たよ あの日の光を

手を伸ばして 君に届くなら

もう一度だけ 泳いでみるよ

青の追憶 波に消えても

いつかまた あの海で会えるように

  • 作詞者

    SEIMEI

  • 作曲者

    SEIMEI

  • プロデューサー

    SEIMEI

  • その他の楽器

    SEIMEI

青の追憶のジャケット写真

SEIMEI の“青の追憶”を

音楽配信サービスで聴く

ストリーミング / ダウンロード

  • ⚫︎

    青の追憶

    SEIMEI

静かに深く、海はすべてを覚えている。
この楽曲は、変わりゆく海の中で記憶と向き合いながら生きる一匹の魚の視点から描かれる、音の追憶です。

穏やかなギターの旋律と水中に溶けるようなサウンドスケープは、かつての仲間、失われた景色、そして心に残された想いを静かに呼び起こします。

言葉では語れない感情が、音と光と影を通して語られ、
やがて静寂のなかに“祈り”として滲んでいく——。

“青”は、悲しみであり、希望であり、魂の色。
この作品は、失われたものへの敬意と、いつかまた出会えることを願う祈りの楽曲です。

アーティスト情報

  • SEIMEI

    **SEIMEI(セイメイ)**は、音を通して“もうひとつの現実”を描く。 所属プロジェクト EASYGOING47 は、個の持つ断片的な記憶と感情で構成された音の実験場。現実と幻想のあいだにある「心の余白」、孤独や混沌にそっと触れるような作品を主とし、"誰かの現実に寄り添うための音楽"を制作している。 「音は無機質でも、そこに込められた意図は人間の温度を持つ」と信じ、活動を続けています。 個の先にある感情、そして共鳴――その狭間に耳を澄ませていただければ幸いです。

    アーティストページへ


    SEIMEIの他のリリース

EASYGOING47

"