※ 試聴は反映までに時間がかかる場合があります。
※ 著作権管理事業者等が管理する楽曲は試聴できません。
「冷たさの不在」
「僕の音楽も冷たい。君の孤独と同じ温度。世界は温めてくれない。」
Emo Stationが仕掛ける、秋冬のニュープロジェクトの幕開けを告げるファースト・シングル。
徹底的に温度管理され、寒さすら奪われていた「病室」という冬眠期間を経て、表現者は自らの意志で冷え切った冬の世界へと再び飛び出す。
世に溢れる安易な温もりや救いの言葉を拒絶し、まずは自らの冷たい手で、リスナーの冷たい手を握ることから始めるという冷徹な誠実さ。寂しさや愛しさすらも俯瞰してしまう「強くなり過ぎたメタ認知」を抱えながら、彼は世界が与えてくれない温もりの代わりに、己の冷たさをそのまま愛することを肯定する。
過去の執着を看取った表現者が、世界のリアルな寒さと孤独の温度をそのまま音響へとコンポーズした、鋭利で美しいエレクトロ・オルタナティブの新たな到達点。
Emo Stationは、横浜を拠点に活動するアーティスト/プロデューサー。 Hyperpop、Emo rap、Glitchcore、Ambient、Electronicなどを横断しながら、作詞・作曲・ビートメイク・録音・ミックス・マスタリングまでを自身で手がけるDIYスタイルで制作を行っている。 作品の出発点にあるのは、日常の中で実際に観測した感覚や出来事。記憶、距離感、孤独、信頼、身体、生と死、そして言葉になりきらない感情まで、ひとつの答えに回収するのではなく、その時に見えた形のまま音楽へ残している。 「揺らぎ」はその表現を構成する重要な要素のひとつ。白か黒かを決めるのではなく、その間に存在するものや、時間とともに変化していく感覚そのものを扱う。 2021年の統合失調症発症、その後の入院生活などを経験しながら活動を継続。そうした経験も作品の背景には存在するが、それだけを自身の物語の中心には置かず、何気ない日常やくだらない出来事も同じ温度で作品にしている。 音楽活動に加え、AIを用いた音楽プロジェクト「Misery」、ファッションブランド「forM」、自主制作ゲームなど、媒体を限定せず表現を展開。 Emo Stationにとって作品は、答えを提示するためのものではなく、その時そこにあったものを記録するためのもの。 変化しながらも、自分の感覚に対して誠実であることを軸に制作を続けている。
YASHINOKI RECORDS