

古びたジャズが朝を待つバーで
馴染みの顔がグラスに揺れる夜
理想なんて要らないと笑うあなたに
私は小さく、胸を預けるの
抱いて、跪いてよ 今だけでいいから
壊れた言葉をあなたに返す代わりに
熱と冷たさが混ざるこの街で
私だけを見て、今だけは
生まれたことを嘲る声を聞いた夜も
名も告げずに去ったその背を追ってた
愛を乞うたのは私じゃないのにと呟くけど
結局、膝を折ってしまうのは私の方
抱いて、跪いてよ ここでだけでいいから
あなたの影が私を呼ぶならば
真昼の蜜みたいに溶けていく愛を
再び火にして、今夜だけ
足音消して影が忍び寄るように
燃えた真昼の甘さが心を疼かせる
無言の瞳の奥から来る炎が
都会の灰に今日を還す
抱いて、跪いてよ 声を聞かせて
憎しみと渇きの端を指で撫でるように
街がざわめき、欲望が顔を欲しがる夜でも
私はあなたにだけ、名前を呼ぶ
動く標的のように日々を重ねてく
痛みはもう麻痺して、涙も乾いたけれど
それでも求めるのは、ただ一つのぬくもり
あなたの胸の中で震えるぬくもり
抱いて、跪いてよ 誓いは要らない
今この瞬間だけでいい、ほどけるほどに
燃え上がる憎悪も、愛も同じ炎なら
今日を抱きしめて、お願い
- 作詞者
MAXIM-龍之介バンドRyu
- 作曲者
MAXIM-龍之介バンドRyu
- プロデューサー
高倉龍之介
- プログラミング
MAXIM-龍之介バンド

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真昼の焔
MAXIM-龍之介バンドRyu
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