堕天使たちの夜想曲のジャケット写真

歌詞

あなたの最期は私だけのもの

いちごミルク

運命の鎖に囚われし影

冷たい鋼が全てを断つ

この刃は誰のためにあるのか

ただ、罪を裁くため…

何も感じぬはずだった

ただ、命を刈るだけの刃

血に染まり続けた手に

迷いなどいらぬはずだった

だが今、目の前に立つ者は

死を恐れず微笑む者

その瞳が問いかける

「お前は、何を信じる?」

嗚呼…この手で終わらせるはずが

刃の先が揺らいでしまう…

この罪を裁くはずなのに

なぜ、私の心は震える…?

処刑の鐘が鳴り響く

血に染まる鉄の誓い

罪を断つ刃は今

熱を帯びて揺れる…!

この胸に芽生えた問いは

私を処刑する刃となる

「お前は何者なのか?」

その言葉が響いて消えぬ

血に染まる定めの中で

私の生は何のためか

殺すためだけに生まれたなら

なぜ、この命は揺らぐ…?

私の刃は迷ってしまった…

この胸を突き刺す言葉に

処刑人としての誇りか

それとも、生きる意味か…

処刑の鐘が鳴り響く

血に染まる鉄の誓い

罪を断つ刃は今

熱を帯びて揺れる…!

「貴様の罪を裁くはずだった…」

「なのに、なぜこの手が震える…?」

刃が砕けても構わない

この手が罪に染まっても

お前と共に生きるなら

私はこの命を捨てる!

逃れられぬ運命の鎖

その手を取る覚悟はあるか?

裁く者か、救われる者か

答えは…この手の中に…

  • 作詞者

    いちごミルク

  • 作曲者

    いちごミルク

  • プロデューサー

    いちごミルク

  • ボーカル

    いちごミルク

堕天使たちの夜想曲のジャケット写真

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ゴシックメタルの荘厳な旋律と退廃の美が交錯する、愛と欲望、背徳に彩られた10の物語。
紅い月に照らされる「血の淑女 ルシア・カーミラ」、快楽の禁忌を知る「堕天の聖女 エヴァ・リリス」、命を刈り取る「鉄の処刑人 カトリーナ・フォーレ」、永遠の快楽に誘う「薔薇の監獄 アンナ・ヴァレンティーナ」、そして絶望の歌を紡ぐ「漆黒の歌姫 ミレーユ・シュバルツ」。彼女たちはそれぞれの宿命を背負いながら、愛と渇望に囚われていく。
冷たい棺に眠る「氷の王女 セレスティア・アシュフォード」、聖と淫靡の狭間で揺れる「聖なる修道女 フレデリカ・ヴァイス」、命を蝕む「毒の女王 オフェリア・ノワール」、人間の愛を求める「天使の檻 シルヴィア・ラフィエル」、そして復讐の炎に燃える「黒狼 レイラ・ベルモンド」。彼女たちは、果たして救済を見出せるのか、それとも闇に堕ちるのか——。
「罪に堕ちても、愛を求めるのは許されるの?」
官能と狂気、絶望と希望が交錯する、この夜想曲を、あなたの心に。

アーティスト情報

PinkNokko's

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