炒飯から墓場までのジャケット写真

何言ったって 何やったって

俺はいつも才能ナシってか?

限界ばっかり重ねてきたって

俺は創造する

見つけられて欲しくなって

半端ないものを作ったつもりで

タイムラインを流れていって

悪い やっぱつらい

好きなことをやるんだと言って

「数字なんていらん」の強がりが

あっさり廃れる

それを望む自分に辟易する

古池や 蛙飛び込む 水の音

淀川や 俺が飛び込む 骨の音

結局 何言ったって 何やったって

俺はいつも才能ナシってか?

もう全然足りなくて

際限ない desire

何を求めて 何やったって

俺はいつも3割以下ってか?

発達する脳で壊した未来を

いつも想像する

暮らす仮の姿が真の姿に

足りないなりにやりたい

楽しいことしたい

それだけじゃなぜダメ?

エンジョイ勢のつもりで苦しみね

テストしてる間に消えてっちゃうよ

こんな日々も

ゲッソリしてる間に終わってちゃうなら

起きるしかないね

何言われたって 全部壊れたって

戻る過去も存在しないから

病名に縋り付いてたって

解決しないぜ

誰といたって 何をしたって

「満たされた」とそう思えないなら

才能ないなら無いでしゃあねえ

何故か創造する

淀川に俺が飛び込む骨の音

鴨川の大学生を殺す日々

(0点!)

結局 何言ったって 何やったって

俺はいつも才能ナシってか?

もう全然足りなくて

際限ない desire

何言ったって 何やったって

俺はいつも才能ナシってか?

限界ばっかり重ねてきたって

つらいぜ いつだって

言えない 消えたい 消したい つもりで

増やした 傷だらけ

帰る場所を今

俺が創造する

  • 作詞

    にしむぅ

  • 作曲

    糊玉

炒飯から墓場までのジャケット写真

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  • 1

    麻婆拳法斃炒飯

    最強マンボウ修羅ぼうや

  • ⚫︎

    才能ナシ

    最強マンボウ修羅ぼうや

  • 3

    やみやみ

    最強マンボウ修羅ぼうや

  • 4

    遺書

    最強マンボウ修羅ぼうや

最強マンボウ修羅ぼうやの2ndミニアルバム。たかがミニと侮るなかれ。その密度は、もはやオスミウムも裸足で逃げ出すお墨付きだ。

結論から言えば、このアルバムは実にかっこよい。ベースのbass_tai_kobeが脱退、おんじが加入し、他のメンバーも転勤して近畿に集まった。スタジオに入りながらみんなでこねくり回した臨場感のある楽曲たちを味わってほしい。

変化はもちろんベースだけではない。みんなのテンションが高く、なんかカッコよくなってしまった。にしむぅの呪詛的な歌詞は「不真面目なやつ」と「それでいて成功してるやつ」と「人を憎んでしまう自分」への妬みや怒りを多角的に表現し、薙刀を振り回すボケたジジイのようなダミ声で捲し立てる。
そこにマユちのキュートなボイスや謎の俳句、糊玉の銃撃戦みたいな異常な手数のギターが混ざり合い、ギリギリのところでキャッチーを保っている。そんな緊張感が続き、耳が離せなくなるアルバムだ。

さらに、3曲目の「やみやみ」では、なんと、ラブソング歌謡曲に挑戦している。しかも、この曲が一番うるさい。こいつらは何がしたいんだ。

アーティスト情報

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