歌詞

人はどこから来たのか？そりゃ多分ママのお腹の中で

人はどこへ行くのか？それは多分冷たい土の下ってとこだろう

ならば人は何故に何を求めて生きていくのだろう

喜びと苦しみの損益分岐点は遥か遠く

君が生きろと言ったから

明日を見ようと言ったから

光があると言ったから

不本意ながら今日も息してる

失意と迎える夜明けと

耐え抜くだけの白昼を重ねる

全部愚かな君が悪いんだよ

こんな僕を愛してしまったなんて

モノクロの世界像で

ただ一人君だけが色づいて

とうに終わらせられてたはずの

物語の続きを綴ってしまった

人生なんてうまく転んでも

悲しみに足をすくわれるだけ

そんなの分かっているのに

失うことが惜しくなってしまった

君と迎える朝焼けが

僕らを撫でる冬風が

ゴールへ飛び立つ勇気を

僕から奪ってしまった

何十年先へ至る

反吐が出るようなその旅路さえ

この足で歩いてけと言うんだろう？

これではまるで人間みたいだ

心を刺す冷たささえも

君の温もりで溶かせるなら

そんな日々が続いていくことを

今は信じることしかできない

君が生きろと言ったから

明日を見ようと言ったから

呆れたそのわがまますら

僕はどこかできっと愛してる

生きる意味なんてそれでいい

死なない理由なんてそれでいい

君が笑う地獄ならば

もうしばらくはここでいい

君が生きろと言ったから

明日を見ようと言ったから

光があると言ったから

不本意ながら今日も息してる

生まれ落ちた意味なんてない

そんな世界でも今は構わない

どうか愚かな僕を笑ってくれ

こんなに君を愛してしまったなんて

素晴らしき哉、クソッタレな人生