歌詞

きっと神様は気まぐれなアーティスト

締め切りに追われていたのかな

中途半端なまま私を

世に送り出した

設計図をなくした建築家は

歪みだらけのデッサンを行った

左右非対称な輪郭

大きな口元

矯正必須の歯並び

きっと神様は気まぐれなアーティスト

締め切りに追われていたのかな

毎朝　鏡に映る醜い

モンスターと対峙する

鏡が割れていることを願いたい

化粧で誤魔化す日々

神様はこの苦悩を知っているのかな

未完成の傷を消すには

数多の時間がかかる

きっと神様は気まぐれなアーティスト

締め切りに追われていたのかな

隣に立つ者の輝きは

私にいつも劣等感と嫉妬を抱かせる

目を開けれないほど

他者が光って見える

模倣品は努力次第で本物に近づけるが

本物になれるわけではない

せめて欠陥品の私が

試作品と完成品

どちらだったのか教えてほしい

きっと神様は気まぐれなアーティスト

締め切りに追われていたのかな

どんなに愚かなものでも

生きていれば

多かれ少なかれ成長する

歪んだ容姿を矯正する術

に関して悩むよりも

他の能力を向上させたり

どう自分らしく楽しく生きるかを

考えることが重要だと気づく

きっと神様は気まぐれなアーティスト

締め切りに追われていたのかな

今ではこのコンプレックスでさえ

ハングリー精神や反骨心に

変えられる自信がある

My life is a gift from you

The two gods I cherish