Lyric

蒼い水面に浮かぶ陽炎

陰った心を解けもしないの

モノクロに沈む

時を紡いで

別れを知って

会いたいと想った

感情は相対したまんま

騒々しかった街並みを超えて

きっといつか

なんて希望論を押し付けて

壊れた貴方はどこへ？

嘯く貴方の

本音も気づかない

気づけないまま

灯篭は溶ける

いつか僕の声を聴いて

きっと貴方の声を知って

一体どんな詞を

その幼気な眼に問う？

曖昧な関係も

愛憎の奥しまったこの

マイノリティ的思想に染まった貴方の

「これは夢だ」と語った

表情は"現実"と悟った

頬を伝った貴方の

はにかんだその笑みは

行き場を失った

本音を隠した

蒼い空の奥

深い闇に溶けていく

貴方は

特異点で交わる未来を

願ってた

暗がりの中で

自分を探していた

行き場のない想いを

息を殺す今日に居場所はない

痛い思いはもうしたくない

「いつか貴方の声を聴いて

きっと私の声を知って

一体どんな詞を

この黒くなった眼に問う？

曖昧な関係も

愛憎の奥しまったこの

マイノリティ的思想に染まったあなたと」

いつか僕の声を聴いて

きっと貴方の声を知って

一体どんな詞を

その幼気な眼に問う？

曖昧な関係も

愛憎の奥しまったこの

マイノリティ的思想に残した私を

この悪い夢の中

手を取って今走った

頬を伝った貴方の

零したその想いに

行き場を失った

本音を隠した

暗い空の奥

深い蒼に溶けていく

貴方はもう一度

さようならを告げた

この壊れた世界に

明日はないと