歌詞

言葉に出来ない

瞳を閉じて

君色に染まった世界を眺めていたくて

夢のような

この瞬間だけは

どうか君のことを想わせてよ

不確かな感情に

非対称な心情に

期待ばかり肥えたのは

甘い妄想と理想のせいか

あぁきっとそうだ

私も君もずっとこうだ

不完全燃焼な想い

一方通行のようです

足りないものはなんだ？

考えても考えても

君の瞳には映らないの

他の子を見てる

君の横顔を見てる

今はそれだけでいいから

言葉に出来ない

瞳を閉じて

君色に染まった世界を眺めていたくて

息が詰まって

真っ白に染まって

あなたの隣にいられるそれだけでいいから

優等生の恋情は

不透明な結末に

不条理な世間に

囚われも消えはしないの

あぁきっとそうだ

私も君もずっとこうだ

目の前が暗くなって

もうどうなったっていいや

お前達の言葉が枷になって

私が縛られて動けないとか

笑わせないで

関わらないで

神様お願い！

言葉に出来ない

明日を祈って

私色に染まった世界だけを見ていて！

喉に詰まった

本心を隠して

あなたに気づかれないように

今は笑うの

「ずっと胸騒ぎがするの

君が私から遠ざかっていく気がして」

「私たちは友達だけど親友にはなりたくない

―もっと別の...何でもない」

「普通じゃなくたっていいのにね

普通なんて概念に過ぎないんだから」

「世界が終わるなら、今がいいな」

どうせ叶わない想いなら

初めからなかったことにしよう

二人で食べたアイスの味も

忘れよう

初めて会った胸の鼓動

はにかむ君の笑い顔

全部　全部　確かにあった

言葉に出来ない

瞳を閉じて

君色に染まった世界を眺めていたくて

息が詰まって

真っ白に染まって

あなたの隣にいられるそれだけでいいから

「どうしたの急に」

「他愛ない話さ」

そんな日常的な会話さえ愛おしくって

ずっと隣で

生きられたらいいと

冗談めかしてあなたは言う

ぼくも同じだよ

雨が降って

心を解いて

電車の音が鳴ってさよならだね