飛来してきた悲しみは
実はもう そのポケットに
ずっと前からあったものなんだよ
淡いストーリーで紡がれた
バレバレのトラップに
片足を取られて
動けないでいる
すれ違った感情と
泣き喚いた深層心理が
手を繋いで僕を
囲んでいじめる
僕が閉ざした城門を
こじ開けて欲しくて待ってる
誰もいない六畳の中
うずくまってる
誰かに聞いて欲しかった
ことばかりが募っていく
それでも僕は恥ずかしくて
燻して隠した
誰かに知って欲しかった
言葉を集めて並べる
それでも遠く届かなくて
祈った 願った
辛いなんてどこかチープで
口に出すのを躊躇った
言えば楽になるなんて
根拠もないし
青に電線が絡まって
複雑な空になる
雲ひとつない空を
見上げたいのに
嘘偽りない自分を
もっとさらけ出せたらいいのに
君の前で笑うことすら
下手くそだ
真夜中急に目が冴えて
眠れないから 煙に逃げた
一秒でもこの夜が
縮まればいいなって
モノクロ感情に溶けて
自分を見失っていた
好きなことを思い出そうと
捻って 絞った
見慣れた風景 少し変えて
初めての方向から見れば
いつもの景色少し変わって
光った 綺麗だ
君に聞いて欲しかったこと
今全部話すよ
恥ずかしいって思うことが
恥って わかった
君が聞いたらなんて言うかな
困ったように笑うのかな
それでも僕は伝えたくて
走った
- 作詞
くまの
- 作曲
くまの
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アーティスト情報
Rem Brandish
兵庫県神戸発4ピースロックバンド。 荒々しさの中にどこか切なさを感じさせるRem Brandish
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