

間違いの日々が終わろうとする
遠くの烏も家に帰る
僕もそろそろ帰ろうかな
なんてそんなふうに思いました
淡いお月様見惚れているのは
所在なくぽつり浮かんでいるから
足元もろくに見えていないから
転んだ後に笑われている
見下ろした街にはいままでの
おぼつかない足跡がぽつり
ゆっくり進む夏の夕日に
追いつけない足跡がぽつり
嫌いなものだけ増えていくから
取り返しのつかない傷だけ増えて
痛むことが命ならば
そんな馬鹿げたことないでしょう
夜の来ない日々には今までの
不細工な陽炎がゆらり
ゆっくり進む夏の日差しに
照りつけられて動けないや
夜の空の高さの意味も
分からずじまいで星になる
見下ろした街には今までの
醜い僕の影がぽつり
ゆっくり進む優しい夜に
見つけてもらえない僕がぽつり
- 作詞者
石山周
- 作曲者
azure

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のけもの
azure

