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これらの楽曲は、2021年3月23日と24日、静岡県富士宮市にある富士山本宮浅間大社にて録音された音楽です。
2019年に初めて訪れてから3度目となる今回の浅間大社は、世の中の暗く重い気持ちを吹き消すが如く、あらゆる所に祈りと感謝の念が満ちていて、自然と体が緩み、涙が静かにこぼれ落ちてくるようでした。
そして桜の舞い踊る境内、湧玉池、森の樹々との共演は、最上級の絹のような優しい風に揺られながら、鳥たちの高らかな声に心踊らせられ、繰り返される御祈祷のお声や太鼓の音、訪れるたくさんの人々の朗らかな声に、神々
も笑顔を返されているような、そんな至福の中で行われました。
各曲のメロディーは、全て浅間大社の樹々が奏でています。
AOIHOSHIの鈴木浩之が開発中の「FLOWER VOICE SYSTEM」を通して植物たちの個性あふれるメロディーが生まれました。
そして、その植物たちのメロディーと一度きりの即興で共演をしたのが、AOIHOSHIのピアニスト川崎ろまんです。
このアルバムの発表と共に、富士山本宮浅間大社の甲田宮司様にその歴史や今まで聞くことのなかったお話をYouTubeで発表しました。ぜひそちらもご覧いただき、皆様の想像をさらに広げていただければと思っています。
https://www.youtube.com/channel/UC0WEcP0TokuLjTMUxXl3s5A
私たちAOIHOSHIは、フラワーアーティスト川崎景太と共に『花のメッセンジャー』として、自然とコラボレーションした作品をお届けします。生きとし生けるものたちの命の源・生体電流。その生体電流を音階をメロディーにする機器に出会って5年。そこから聞こえて来るメロディーは今まで聞いたことのない自由で優しくまさに自然そのものでした。 全国各地の森林を回り、様々な植物との共演をはじめました。植物との共演はまさに一期一会。阿吽の呼吸でお互いの音だけに集中し無心で奏でていく。するといつしか私たちは「一つである」という喜びそのものになっていました。 科学的証明がなされるのもそう先のことではないでしょうが、こうして生まれた音楽は、多くの方を自然へとそして大きな安らぎへ導いてくれると信じています。