果て
優月.
自分を殺して歩き続けた
止まれば全てなくなる気がして
他人の目ばかり気にした
いつしか、「僕」は死んだ
小さな幸せばかり投げ捨て
焚べて燃やして生き長らえて
一寸先は闇だから
『懐かしい音が聞こえる。』
きっとまだ夢の中
あなたなら、笑えるかい?
僕はまだ、昨日に囚われてるけれど
未だ枯れてはいないのだ
逃げてはいないのだ
物語はまだ始まったばかりだ
嗤う者ほどやけに目に付く
「絵空事だって、理想論だ」ってさ
悔しいんだよ、
訳も知らず悔しいんだよ
『何してるの?』
聞きたくなくて耳を塞いだ
あなたには、
今がある。
僕はまた、明日を歌ってみるよ
乗り間違えては居ないのだ
吹き消した詩こそ歌うのだ
結末のその果てに。
僕はまだ。
- 作詞
優月.
- 作曲
優月.
優月. の“果て”を
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