歌詞

最上階の景色　僕の街は見えるかな？

ここより高いあのビルからならもっと遠くまで見えるんだろうか

同じ景色なんかない　同じ人がいないように

まだ誰も見たことない景色　探すために旅に出る

眺めてみるよりずっと道のりは複雑で遠いんだ

直線距離で進めるほど器用でもない僕は

きっとそこらじゅうで遠回りを繰り返して

人より何倍もの時間をかけてしまうだろうけど

その途中で僕の前に現われるであろう

まだ見ぬ可能性(キミ)を想像するだけで胸が躍る

「どこで見つけてきたの？早く捨てなさい」と大人たちは言う

もし拾ったものが金貨ならば「よく見つけた」って誉めるんだろうか

始めから価値があるもの　そんなものに価値があるの？

世界の有名な絵画だって紐解けば紙と絵の具

何が大事かを決める選択権はいつだって

神様だってもっちゃいないさ　自分自身の胸の中

きっとそこらじゅうで遠回りを繰り返して

人より何倍もの涙を流してしまうだろうけど

あきらめないで見つけ出した自分の価値を

信じきった覚悟の分だけ輝いてく

揺らいでく真実と強さを増す虚像

今信じるべきは自分の答え

そこらじゅうで遠回りを繰り返して

履きつぶした靴の数なら数え切れないよ

それはここまでずっと歩いてきた僕の証

ほら　前を見れば

そこらじゅうで遠回りを繰り返した

僕だけがたどり着けた場所　あのビルからも見えない場所

意味のないものなど　この世界にはないのだから

目の前にあるでかい壁も押してみたら扉になる