燻る 真相 真っ当な性に
残る 藍 斑 雑踏とレイニー
混とした日々に 沌と見ぬ影に
詰まる 溜飲 葛藤を零に
流す 哀願 縁と共に
深となる夜に 淵を抱く花形に
とうに戻れない
可解な事実に笑えない
そもそも既製事すらも無い
或るのは架空の被害者だけ
今日も会いたくて
でもその資格なんて無くて
辿り着いた完全な世界
嫉妬 濡らす
睫は下弦に翳(かげ)り陽を隠す
きっと恣意(しい)と言うには
あまりに一途な仮粧が剥がれて
溶ける
まるで興にそぐわない
未解な規律に嗤いたい
そろそろ悪夢から目醒めたい
或るのは無実の加害者だけ
証拠は無くて
でもこの痛みは消えなくて
媚びり付いた惨然な世界
真意と真偽を揺らす
言葉は記憶に実り地に堕ちる
愛が何か問うには
あまりに遅いと青い空が泣く 嗚呼
きっと君には
無垢を纏う様な女性(ひと)が良く似合う
凛と散って罅(は)ぜて
君がもういない世界は残酷で
綺麗だ
- 作詞
rig
- 作曲
rig
睫を濡らす の“アナベル (feat. しほ)”を
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