

上澄みばかり拾い集めて
閉じ込めていたら
壁の隅のほうで聞こえた
わずかな声を聞き洩らして
眩しい場所が苦手になった
空気の中を歩くように
いつまでもそこにある雲を目指して
軋む肉体と関わらずにいた
揺れる視界に惑わされないよう
吸い込んだ小さな向かい風
かがんだ身体が倒れないように
突っ張った足元を庇っている
むやみに伸ばした腕を伝って
光が這うように
皮膚をめくって迫ってくる
下がる階段
上る坂道
瘡蓋を剥がしながら
高い太陽を睨んでいる
願い事を書き記して
燃やしていたら
床の裏のほうで響いた
消えていく声を飛び越えて
振り向くことも怖くなった
ガラスの上を渡るように
いつまでも付いてくる過去を避けて
痛む脳裏を踏み潰した
霞むサイレンに呼び合うよう
限りなく刻まれる秒針
止まったまま押し切れないように
固まった呼吸が落ちていく
沈んだ鉛が重なって
瞼の奥を
気泡のように昇っていく
冷める体温
ほてる指先
痙攣を抑えながら
低い満月を眺めている
- Lyricist
Fuku Mikoto
- Composer
Fuku Mikoto
- Producer
Fuku Mikoto
- Other Instruments
Fuku Mikoto

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Excursion
Fuku Mikoto
"Excursion"
A minimalist experimental J-POP track
built on ambient textures and heavy lo-fi rhythms.
Artist Profile
Fuku Mikoto
Sound emerges, unfolding like Go stones.
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