ゆきのひのポスト 冬の路地と猫と赤い手紙箱のジャケット写真

歌詞

ゆきのひのポスト 冬の路地と猫と赤い手紙箱

sleepytimelofichannel

ぽと ぽと 赤い箱に

白い粒が音を置く

路地の角のポストの前で

はがき一枚胸にあたためる

ねこと足もとをならべたら

胸の鼓動が静かにそろう

指先にのこるインクの匂い

白い息だけ手紙みたい

ゆきのひのポストを見つめながら

きょうの言葉をほどいていく

やわらかな光のリズムのままに

あしたの入口を見つけだす

郵便受けに雪が薄くのり

道の端に足あとが続く

ねこのひげがきらり揺れて

笑みがひとつこぼれ落ちる

ひと呼吸して宛名を書く

名前のない想い出あてに

ゆきのひのポストを見つめながら

言葉はそっと澄んでいく

赤い四角のぬくもりだけ

胸にしまって歩いてく

はがきを投函する音ひとつ

風のページが静かにめくれ

ねこがしっぽで前をさして

家路の角へ誘ってくれる

ポケットの切手が一枚残り

今日の続きは明日へ託す

雪の粒まで拍子になる

ゆきのひのポストを見つめながら

きょうのページをとじていく

やさしい灯りに手をひかれて

あしたのページをひらいてく

同じテンポでならぶ足音が

静かな終止にほどけていく

赤い箱が少し遠のいて

ねこと湯気の色へ帰っていく

  • 作詞者

    sleepytimelofichannel

  • 作曲者

    sleepytimelofichannel

  • プロデューサー

    sleepytimelofichannel

  • その他の楽器

    sleepytimelofichannel

ゆきのひのポスト 冬の路地と猫と赤い手紙箱のジャケット写真

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    ゆきのひのポスト 冬の路地と猫と赤い手紙箱

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雪の路地角、赤いポストの前で猫と過ごす穏やかなひととき。やわらかな鍵盤とアコギが小さな物語を運びます。

アーティスト情報

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