菜の花畑に 最後の紫
最後に見たのは 遠い夢の町はずれ
幻の十年 ファズは壊れてノイズマシーンに
カメラは写らない 扇風機も動かない
幾千の夜が明け 朝がそれと入れ替わる
地球は回ってる 二つのものが入れ替わる
花よ毒よ 花よ毒よ 花よ
あさぼらけの色を待っている
あさぼらけの匂いを待っている
菜の花畑に 夕陽が沈んで
幽霊電車が 定刻通り通過する
車掌は無言で 夜の空気に溶けていく
月明かりだけが 僕を導いてくれる
花よ毒よ 花よ毒よ 花よ
あさぼらけの色を知っている
あさぼらけの匂いを知っている
あさぼらけの意味を知っている
- 作詞者
冨成鉄
- 作曲者
冨成鉄
- プロデューサー
地引雄一
- ギター
冨成鉄
- ベースギター
平田朗
- ボーカル
冨成鉄
- バックグラウンドボーカル
ヒサノヒロエ
- オルガン
ヒサノヒロエ
- パーカッション
サトウミノル
あけぼの印 の“あさぼらけ”を
音楽配信サービスで聴く
ストリーミング / ダウンロード
- 1
おいでよ
あけぼの印
- 2
電車に乗って
あけぼの印
- 3
工場の月
あけぼの印
- 4
月がとってもきれい
あけぼの印
- 5
夏の夜の夢
あけぼの印
- 6
嶺上開花
あけぼの印
- 7
七人
あけぼの印
- ⚫︎
あさぼらけ
あけぼの印
- 9
太陽がいっぱい
あけぼの印
- 10
ゆうべの夢のこと
あけぼの印
38年ぶりに活動を再開したあけぼの印。本アルバムは、女性ヴォーカル、ヒサノヒロエやFriction、Rossoなどでの活動歴もあるサトウミノル、ベースの平田朗、全曲の作詞・曲を務める冨成鉄に加え、ゲストとして松たぬらがトランペットとフリューゲルホルンで参加。当時ライヴで演奏されていたものの、スタジオ録音されていなかった楽曲を中心に、新曲も収録されます。ミックス＆マスタリングは、Tanizawa “Moky” Motokiが担当。そして、解説は常盤響が務めています。
アーティスト情報
あけぼの印
冨成鉄を中心に博多で結成された“あけぼの印”は1984年に東京へ拠点を移す。1985年にテレグラフ・レコードから3曲入りEP『あけぼの印』をリリースし、1987年にはDIWレーベルのZoomからLP『パラダイス・マンボ』をリリース。 1988年に活動を休止するも2025年、いくつもの偶然が重なりセカンドアルバム『おいでよ』をリリースすることとなった。
テレグラフ・レコード
