

幽霊が書いた
無名なライター
売れたら泣いた
クレジットはないが
作ってる時は いい顔で 話す
意見と意見を 混ぜ合わす
どんどんバースが 出来上がる
スタジオでREC 名曲と分かる
一緒に歌を作るアーティスト
見た目はプロ 意見はマイルド
頷きと同意の スペシャリスト
パンチライン盗むファシスト
ステージの上での気持ちは本物
でもその歌詞 盗んだ こそ泥
クレジット入れれば済む そもそも
言ってよ 歌詞書いてないと 一言
幽霊が書いた
無名なライター
歌詞を買って 切って 貼る
なんなら作詞に名前 入れちゃう
ステージの上では見栄張る
ただ制作の時間は逃げ出す
売上の配分 少ないと怒り
自分じゃないと売れないが誇り
ファン想いじゃなく 儲けが喜び
楽してちやほやが 本当の望み
才能溢れる裏方 恵まれ
偉い人たち 金渡し 目配せ
これが続くからアートが根腐れ
文化から恩恵を得るだけ
この文化に助けられたなら
名前を使い 模倣品じゃイカサマ
いやこれはREALですは 我儘
POPSだから関係ないは したたか
幽霊が書いた
無名なライター
売れたら泣いた
クレジットはないが
- Lyricist
tatsuhira
- Composer
tatsuhira
- Producer
tatsuhira
- Programming
tatsuhira

Listen to no namae by tatsuhira
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no namae
tatsuhira
名曲の裏側に隠れた、名も無きゴーストライターのリアルを描く一曲。
クレジットにすら載らない「幽霊」のような存在が、
理不尽な音楽業界の光と影を語る。
フィクションではあるが、大きな問題提議である。
Artist Profile
tatsuhira
2021年 頭にある疑問や矛盾を吐き出す為に楽曲制作を始める。 音楽的には「AI」という新しい楽器も取り入れながら 言葉的には偽善と屁理屈の間を模索 頭の中にある議題と向き合うスタイルを提示。 HIPHOPという文化から頂いた知識を猜疑心を咀嚼し排泄。 一人の人間の心に刺さればそれで良し。 刺さらなければ自分それが刺さり成長。 有難い
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tatsuhira