蛙の面に水のジャケット写真

歌詞

落伍の涎は鴆毒

IDONO KAWAZU

貴方は全てを知っていたのだろう

当に時間は過ぎてしまったことを

安閑は見事、朽ちてしまいました

果ての淫雨に抱かれた罪を知るの

「 モンダイハナイデショウ 」

きっと宿世を恨んでしまうだろう

故意に憑かれた「平生の不養生」

まあまあ、尽瘁なんて報われまい

それもこれも垂涎の愚かさ・・・

感情が腐ったんだもう何もでない

絞り滓もろくに役目も果たせない

唯万策が尽きたんだ今止めないと

己の「猛毒」に、犯されてしまう

終い忘れた演目幾度目かの千秋楽

無観客公演にて、雨漏れだけ喝采

一二三四と並んだ烏合と魍魎共さ

「 ゴアイテ、シンゼヨウゾ 」

そこまで、一辺倒に着膨れて

呆れ惚け響くよ、ざあざあ

唐変木にはなるまいと

かえりかえり省みる日々なら

山無し落ち無し意味もなしと

徒爾なる畢生 怪訝がごとし

愛もさらに生も 繋ぐ所以も

敷衍もない淡々と過ぎるだけ

天気は如何ですか

相変わらず雨です

今世は如何ですか

手応えない生です

萱草を煎じて致した処で、未だに

厭、厭、厭、厭、厭、厭、厭、厭

感情が腐ったんだもう何でもない

鏡に映る己が身ですら嘆かわしい

唯永遠なんて関係性何処にもない

いつしかは、雲散霧消と為るだけ

干渉が過ぎたんだもう誰もいない

不意に凭れる温もりすら叶わない

嗚呼完敗だもういいさ匙をなげた

ありもしない悲喜劇を紡いでいた

虚言は本当になってしまったんだ

堪ヘ難キヲ堪ヘ、忍ビ難キヲ忍ブ

  • 作詞

    IDONO KAWAZU

  • 作曲

    IDONO KAWAZU

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