ブループリントのジャケット写真

二人の静けさが、

ささやくせんだんの木にゆれる

ごめんね、なんにも

うまく言えなくて

いつだってさ君は

ぼくより少しだけ大人だった

花びら、むらさき

夕空にとけてく

よりみちだがし屋

チョコレートにゼリー

あまいものほんとうに好きだねって

苦笑いしてた

シャボンの香る街に

ひびくスピーカーたちの

永遠みたいなメロディーに

幼くゆれていた

帰り道だった

さびしいただの道

帰りたいほど

眩しかったあの日々

教室の居眠り、

から覚めるように季節は去った

今もわからないことばっかりなのに

うまく言えなくても

ただ頷いてやればよかったな

隣にいたのに

遠く見えた横顔

忘れたことさえ

忘れてしまうから

名前をあげなきゃ

思い出せるように

淡い夢は全部、

風がさらい夜空に溶けてった

過ぎた瞬きが

ささやかに光る星

今思えば君は

ずっと僕の憧れだったんだ

届かなくなっても

今でも光る星

金木犀の、

匂いに酔えば動けなくなりそうだよ

缶コーヒー飲んで帰ろう

苦いな、苦いな

まだ

  • 作詞

  • 作曲

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クロニックブルー 1st Album 『ブルーホリック』

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