

6時前 薄いカーテン
部屋の輪郭が戻ってくる
君が選んだ白い皿を
何となく今日も使ってる
コーヒーを淹れるあいだ
窓を少しだけ開ける
そんなことをする人じゃ
なかったはずなんだけどな
声や写真より
ずっと地味なところに
一緒にいた時間は
残っていくんだな
君といた日々が
僕を少し変えていた
花を買うことも
ちゃんと話を聞くことも
君の余熱が
僕の何気ない暮らしに
まだ残ってる
それがなんだか
少し嬉しいんだ
駅前の店が変わってて
君なら好きそうだと思った
知らせる相手じゃないことに
あとから気づいて笑った
どうでもいい話ばかり
よくあんなにしてたよな
大事な話よりなぜだか
そっちのほうを覚えてる
うまくできなかったことも
今なら少し分かる
君が黙った理由も
僕が気づかなかったことも
君といた日々が
僕を少し変えていた
靴を揃えることも
誰かを待ってみることも
君の余熱が
僕の何気ない暮らしに
まだ残ってる
それがなんだか
少し嬉しいんだ
雨の日に帰った僕の
濡れた靴のとなりに
黙って置いてあった
古いタオルを思い出す
あの頃の僕はたぶん
ありがとうも言わなかった
今さらだよな
でも
ありがとう
君といた日々が
僕を少し変えていた
やさしくすることも
やさしくされることも
君の余熱が
僕の何気ない暮らしに
まだ残ってる
いつかそれさえ
当たり前になっても
僕はきっと
それでいいんだ
カーテンを開ける
今日も風が入る
君のいる朝も
こんなふうに穏やかなら
今はそれでいいと思えるんだ
- 作詞者
上田真育
- 作曲者
上田真育
- プロデューサー
上田真育
- マスタリングエンジニア
上田真育
- グラフィックデザイン
上田真育
- ボーカル
上田真育
- ソングライター
上田真育
- プログラミング
上田真育

上田真育 の“余熱”を
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余熱
上田真育
上田真育のシングル『余熱』、各種ストリーミングサービスにて配信中。
別れたあとも、誰かと過ごした時間は、何気ない日常の中に静かに残り続ける。
朝の光、部屋の空気、ふとした瞬間に思い出す言葉。
もう戻れないとわかっていても、その人といた日々が自分を少しずつ変えていたことに気づく。
『余熱』は、失った恋を追いかける歌ではなく、過ぎ去った時間への感謝と、その温度を抱えながら生きていく姿を描いた楽曲です。
アーティスト情報
上田真育
上田真育(うえだ まいく)|境界を超えるクリエイター 絵、音、映像──紙も、音も、光も、すべてが表現のキャンバス。 アナログからデジタル、直感から構築へ。ジャンルや道具に縛られず、感性のままに創り出す。 上田真育は、視覚と聴覚のその先へ、あなたを連れていく。 YouTubeでも作品を発信中。今、この瞬間の“リアル”を表現し続ける。
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