歌詞

「じゃあね。またあした！」　いつもの帰り道

栗の木のにおいと　汗ばむ身体

静かな星空に　願いをかけてみたり

思い出し笑いしてみたり

一人きりの　長い夜道だって　楽しかった

何もかもが　輝いてるようで　ワクワクしてた

気づけば大人になって　少しずつ臆病になって

下を向いては転がる石を　避けて歩くようになって

「でも、だけど」が口癖のように　声になってしまう度に

ため息ひとつ・・・

「今度いつ会える？」　次の約束の日

楽しみが先にたって　軽く聞いてた

会いたい時に会って　ケンカして仲直りして

思いっきり笑って泣いた

いつだって　素直な気持ち　伝えていた

本気だから　周りの目だって　こわくなかった

いつからか大人になって　上辺だけの付き合いになって

腹が立っても笑顔でいれる　心隠す技を覚えて

笑えるものも笑えないような　自分にふと気づく度に

ため息ひとつ・・・

変わらない夜空を眺めてたら　あの日と同じように

月が笑ってる気がした　また前に進めるかな

急ぎ足で大人になって　つまづくことたくさんあって

立ち止まったり　後ろ向いたり　くじけそうになってしまうけど

手にしたいもの　見失わない　心だけは持ち続けて

また立ち上がろう

まだ歩けるよ　まだまだまだ・・・