偶蹄堂のジャケット写真

歌詞

ナイトアダー

イランド屋

39度の熱を帯びた額

這いずって夜 飛び去って青

変幻自在の視界は良好

チラついたネオン 紫の雨

嵐は過ぎながら乾いた風を湿らせて

街を湖の底へと

4分と9秒の大合奏

張り付いて夜 泣き止んだ青

キッチン燻らせるハイライト

汗ばんだ頬 苛立つ低気圧

冷たい朝日が確かに目眩の引き金で

逃げる脚さえも痺れたまま

食らいついて離さないで

このくだらない夜が明ける頃まで

独りぼっちの今日は沢山だからどうかそこに居て

背負い込んだ命は輪郭を

加減も知らずにぼやかすんだ

いつの間にか今日は終わって

引かずに暴れる暖かさが産まれた場所によく似ていた

39度の熱を帯びた額

囀って夜 繰り返して尚

ショートした脳が今再暴走

飛び散ったネオン 賑わう繁華街

乾涸びたように眠りこけ

もう いっそこんな脳ぶっ壊してくれるように祈っている

放っておいたコーヒー蜂蜜溶いたまま

甘ったるくて苦くて飲めやしない

話をしようただ座っているだけでつまらない命終わるまで

二人だってどうせ一番最後は食べ残すから

食らいついて離さないで

このくだらない夜が明ける頃まで

独りぼっちの今日は沢山だからどうかそこに居て

話をしようぜこんな暗い中で

閉じられない目で見つめるから

他に何も必要ないと流れた毒に侵されながら

石に変えられてしまう前にさ

過ぎた時を呪い合おうぜ

  • 作詞

    Ryu Arai

  • 作曲

    Ryu Arai

偶蹄堂のジャケット写真

イランド屋 の“ナイトアダー”を

音楽配信サービスで聴く

ストリーミング / ダウンロード

ベーシスト洗い流(荒井龍)によるソロプロジェクト「イランド屋」フルアルバム第一弾

アーティスト情報

"