偶蹄堂のジャケット写真

歌詞

長い雨 遊星の溶ける姿

イランド屋

ただ望んだ 水の遊びが浮かぶその日を

空想次第で操れるのに気に食わないまま

戯けていた 星の溶ける姿を見ていた

観測史上最大の傾きが見られる好機に

書き終えられずに返せない便りが

仕舞われていく 流体は乾いていく

一夜一夜に酷く濁る

言葉 宙に浮いて 故に遠のいて

流れ着いた先で待っていてくれ

そしたら笑って 雨が頬伝って

呼ぶ声に変わるから

惚けていた顔が曇る姿を映した映像記録がひとつ残るだけで

あとはもう忘れていた星の溶ける姿に惹かれて

観測史上最大の静けさが降りる街角

解れた糸すら見逃さないのは

それほどに今 目が冴えているから

願いを懸けるのには十分だろう?

それは大きくて 僅かに淡くて

それでいてずっと確かでいて

壊れた史実が 形を失って全て元に戻るまで

長い凪に消えた蝋燭が香る

ここを発つ前に

染めあぐねた色を返しておこう

言葉 宙に浮いて 故に遠のいて

流れ着いた先で待っていてくれ

海に投げ込んだ 花束がいつか

燃え尽きるその時を

それは大きくて 僅かに淡くて

それでいてずっと確かでいて

壊れた史実が 形を失って全て元に戻るまで

流れ着いた先で待っていて

  • 作詞

    Ryu Arau

  • 作曲

    Ryu Arau

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ベーシスト洗い流(荒井龍)によるソロプロジェクト「イランド屋」フルアルバム第一弾

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