僕らがいた町のジャケット写真

歌詞

僕らがいた町

林広太朗

新しいショッピングモールが出来たってさ

最寄駅から一駅行ったところのすぐ近く

週刊少年ジャンプが水曜日に入荷する駄菓子屋の隣

おばあちゃんまだ元気かな

ガラガラの商店街を抜けて

信号2つを過ぎた先にある橋を渡って

川沿いの道をまっすぐ歩けば

二人で過ごした家がまだあるよ

アルバイト募集の張り紙を探して

中古の自転車

まだ知らない町を漕いで行く

いつまでも離れないでそばにいてねって

安物の指輪で約束を

遠い夏の日の二人

キラキラの六本木、西麻布

人混みばっかの新宿、渋谷に東池袋

憧ればっかの下北沢だって

少しずつだけど変わっていったよ

白い息が夜空に溶けてった帰り道

見ててねって何度も可笑しそうに笑ってた

退屈な日々もいつか欲しかった明日も

大切なことも無くしてしまいたい過去も

なんだ結局さ 君のことばかりだ

ガラガラの商店街を抜けて

信号2つを過ぎた先にある橋を渡って

川沿いの道をまっすぐ歩けば

二人で過ごした

夢だらけ あの頃の僕らが

見ていた全ては

映写機が映す光の花束

僕が一番欲しかったものは

二人で過ごしたあの家にあったよ

一人きりの町を

明日僕は出て行く

誰もいない町に

今日も朝が来るように

  • 作詞

    林広太朗

  • 作曲

    林広太朗

僕らがいた町のジャケット写真

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