歌詞

一度割れた硝子は元には戻らない

闇に飲まれこのまま消えてしまいたい

胸の錆びついた故障はいつからだろうか

私、刹那。攫われ、塞がれる現実。

明日なんて無くなれば良い。

世界なんて滅んでしまえ。

少し見ててくれたら…ならば。

少し救いさえ在ったのに。

濁り腐った命さえ無ければ

人と素直に澄み切った笑顔で

会話出来たりした筈だったのに。

誰が壊し痛めつけ私を殺したのだろう？

奇跡願う私はあまりに滑稽。

朝に首を締められ息すら出来ない。

あの日持ったナイフで私を突き刺せ。

誰も私を生きる事を望んでなどいない。

過去の鏡が映し出す弱さ。

最後が在るなら始まりは失せて

出会いが在るから悲しみに溺死。

虚無に手が伸び喪失に降る雨。

孤独にも慣れ産まれ落ちなければ

精神が砕けて血も流さなかった。

地獄が支配し欲した幸せも

嘘で絶えて人生など歩みたくない。

終わりが在ることを知りながら

永遠なんて事に自惚れて

痛みも無様に散った理不尽に。

こうして終えてく運命と知っていた。

離れ知る私の愚かさばかりだらけで

前など見えない漆黒の視界彷徨う

別れをひたすら慈しみ痛ましいだけ。

私が居なければ誰も泣く事は無かった。

だから、私はロープを結んだ。