深まる夕暮れが
くたびれた街を包む
見慣れた景色のなか
不意に何度も巻き戻す
優しい春のよう
淡い時間が流れて
君がふわりと笑う
そんな会話のすきま
なんでもないような空白の
中で心が揺れる
嬉しそうに話した君の
声が好き 仕草が好き
可愛い笑顔が好き
穏やかなひかりが
冷え込んだ街に灯る
飽きることもなく
また君のことを浮かべる
欲張りな秋のよう
風はヒュルリ流れて
君に会いたくなる
包み込むような瞳
なんでもないような空白が
もどかしいくせに愛しい
君を悩ませる心配事
どれくらい あるんだろう
聞かせてよ、いくらでも
ふくらむ蕾のよう
いつか花になるなら
大切に咲かせたい
巡る季節のすきま
なんでもないような日常の
中で心は揺れる
嬉しそうに話した君の
笑顔から目が離せなかった
ほんの一瞬のすきま
淡い空白の中で
- 作詞
立石歩
- 作曲
立石歩
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アーティスト情報
立石歩
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