Theaterのジャケット写真

歌詞

花風

Bone Hair Neck

夕暮れ風が吹いて鼻風邪に気付いて

花が降りかかる

冬の残り香がなくなり春が訪れるもう直に

霧が月を隠す

君のいた街を見下ろして

会えなくなったら愛おしくて

当たり前に気付けなくて

君に

今 花、風に乗って春風になって

残って残っていた

雨がだらしなく降ってまた花は散っていった

鼻風邪になった四月のこと

目下、頭上できっと花が咲いていただけ

僕らはいつも潮風の音で誤魔化していただけ

高架橋の上を行くあてもなく歩いていた

どうか君だけは幸せで

君の夢を見て起きた朝

もう隣に君はいなかった

一度口にした言葉は涙のように止まらなくて

あるいは涙で

少し思い出しただけ

いつだって泣いてばかりだった君はもういない

君の影ひとつ飲み込めなかった僕を

笑っておくれよ

君を過去に想い出になんて

したくもないんだよ

まだ君の所へ行く支度もしてないんだ

風が春になったあの日

僕らの恋は枯れたんだ

またね

  • 作詞

    石橋

  • 作曲

    石橋, Bone Hair Neck

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