Lyric

天気模様は最良

風向きは良好

髪は静かに波を打つ

掃いても止まらない鼓動と

電気が振動

ここを基地にしよう

透き通る星と

なぞった手が

重なりあう箱庭

隠れたここは今日を

切り取った場所

ページをめくる

定まらないチューニング

瞑れば過ぎていった記録

数秒数えて　忘れてしまわないようにと

ひらりひらり空をかたどる

最低なイミテーション

存在だって結構

必要性と迷路

何が残るかなんて

わからぬまま　時間だけが経つ

絶えず感じる

生きた証を

ノイズと整合

観測はいつも気まぐれで

流れる　秘密　ここに

夜の光が　瞳と反射

体はなんとかついてくる

泣いても残らない衝動を

絵具にして青に染めてやろう

飛んでる衛星信号GPS

ここは何に見えてますか

一分一秒も忘れてしまわない頭なら

それはそれで辛いのかもね

不安定なフリケンシー

震える指と

毎日を製本

明日は来ないのかって

思いながら　日常を行く

月は綺麗ね

感情はどこから

来るのかなんて

きっといつでも不明瞭で

ぼんやり　見上げる

視界では　刹那的に　切ないさえ

物語の一部 になって

綴られる　不条理な意味で

こんな日々に

何を感じて　何を思って

それもいいよって　想像は行く

閑静な風景に

最低限のwhyを

ゆるい匂いで

またねおやすみ

曖昧な証明と

色彩と鳴動

生きている現象

何が残るかなんて

わからぬまま　終わりを迎える

絶えず感じる

生きた証を

ノイズと整合

観測はいつも気まぐれで

流れる　秘密　ここに

続いた　音は　溶けてゆく