歌詞

どうでもいいことに限って

なんか忘れられなくなって

記憶の底でまだ光ってる

あなたの声で上書きして、

消し去りたい、それだけのためにあなたの声が聞きたい

台風の進路が定まらなくて、

決まったはずの予定が覆されてしまうよ

でもまたそれも一興なのかと、

そんな雨降り模様

なんてことない日はとてもキレイで

まるで夢の最果てに誘ってくれていたよう

このままボクは蒸発してしまいそう

組み違えた運命を巻き戻して、

あなたの声と匂いを閉じ込めたら

ボクは空の機嫌をうかがってあなたの元へいこう

そして

放物線を描く街のランドマーク

上昇気流に間に合わない

自分の機構を調べまわって、

わかった気になったとしても、

傘の出番はなくならない

降水確率と同じような、

目の前のワンダーウォールを飛び越えられるか？

連呼した星団の名前を刻み、機構の組み替えをするとしよう

遠くに見える雲との距離を測ろう

降水確率に影響しそう

あなた宛ての風向きを測りそびれたボクに残された、観測地点

名前のわからない、風の色した光の合成地点から

ボクは空を仰いでしまってる

記憶の機能として、彼方の感触さえも再現されるのなら、良いのにな

空の機嫌をうかがって、なんでもない空気に役割を果たした花を散らそう

それは最果てへの誘いの始まり

なんてことない日はとてもキレイで

まるで夢に閉じ込められてしまったよう

組み違えた運命さえ

行く、そして