歌詞

なぁんにもうまくいかない日には、

ビール飲むに限るよ

どうせこの後だって、うまくいかないんだから

子供の頃にはなかった秘密基地さ

メルトダウンした脳みそは、

街のネオンに焼かれた

空前のめまいに恐れ慄いてるボクを救うのはきっとレプリカに身を包んだメサイア

あぁたまんないね！

アルコールで麻痺した伝令系しまい込んで

夜風を切って歩く、ボクは今だったらなんだってできる！

焼き切れてる、ボクの眠りを妨げる声！

明日のことなんて、明日考えればいいじゃないか

世界が無くなってるかもなぁ！

結局ボクは、昔のまま生きてるよ

何も変わってないよ

ウヰスキーに手を伸ばして、香りを嗅ぐよ

だいたいこんなもん

簡単な、問題をこねくって、

頭の良いフリをして街を闊歩！

考えのおぼつかない今のボクでは、

ネオンに焼かれて、プリズムに囲われて水の餌食！

あぁたまんないね！

寝れるかと思ってビール飲んだけれども、

イヤなこと思い出して薄い意識が脳みそであっちゃこっちゃ

否！悩めるボクは世の救世主足り得るのでは？

冥界に連れ込まれ、シラフだと言い切る自信のないボクに栄光はないのかい？

線路を走る物体音

熱を失ったアスファルト

誰も見ていない時計は、それでも時を刻み続けて、そう...プリズム化

ビールで魔法にかからないよ

何かが足りない気がするよ

あぁ、伝令系の麻痺が解け、現実を突きつけられるのかい？

プリズムに閉じ込められ、もはやどうすれば良いかわからない！

幻影に身を隠して旅する旅団に紛れて、

えもいわれぬ能力を手に入れたい、念には念を入れて！

言葉の通じぬ、巨人の世界を調査するためだけに、人生を投げうって救世主でありたいもんね

夫を亡くしたアパートの管理人さんとのラブロマンスは、ボクには似合わない気がした

でもそれでも良い気がした

ビールの酔いは覚めてしまいそうだ

夢の中では生きられないようだ

朝が来ていたんだ

プリズムの終わり