

深夜のベンチに 腰を下ろす
カバンの中の資料(あした)を 指先でなぞる
「おめでとう」の言葉 うまく笑えなかった
たまたま空いた席に 座れただけ
柱の陰の 公衆電話
受話器をあげれば 途切れたいきの音
指先が迷う あなたの声聞けば
重たい荷物 投げ出したくなる
10円玉を ふちに置いたまま
私は動けない 吹き抜ける風
ベルが鳴り響く 終電が遠ざかる
追いかけない 決めるのは自分と
吐息が白く光った
大和の駅前 夢を語り合った
あなたは私の 脆さも知っている
今ここでダイヤル 回してしまったら
「頑張らなくていい」の 優しさに負けるかも
署名の欄に 初めて載る名前
それは誰のせいにも できない証(あかし)
迷いも不安も 消えてはくれない
昨日の自分 持ち替えてみる
10円玉を ポケットに仕舞い込み
受話器を置けば 途切れるシグナル
誰もいないホーム 光だけが流れる
この静けさが 今は心地いい
夜の出口を見つめる
駅の階段上る ステップはまだ覚束無い
独りきりの歩幅で リズムを刻む
強いわけじゃない ただ歩き出す
夜明け前の風 深く吸い込んで
- 作詞者
Akemi
- 作曲者
Akemi
- プロデューサー
nanayon music
- ミキシングエンジニア
nanayon music
- ボーカル
Akemi

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孤独のディシジョン
Akemi
「孤独のディシジョン」は、人生の分岐点に立つ女性が、自分自身の意志で未来を選び取ろうとする瞬間を描いたミディアムテンポのシティポップ。
深夜の駅のベンチ、公衆電話の受話器、置かれたままの10円玉――誰にも見られない静かな場所で、迷いと優しさの間に揺れる心を映し出す。
架空のAIシンガー Akemi が歌うのは、誰かに支えられることを知りながらも、自分の足で歩き出す決断を選ぶ大人の孤独。
70年代後半から80年代初頭のニューミュージックが持っていた、都市の夜と若い決断を描く叙情性を下敷きに、現代的な感性で再構築した一曲となっている。
終電が遠ざかる駅のホームで、公衆電話の受話器を静かに置く瞬間――それは誰かを失う決断ではなく、自分の人生を選び取るための小さな勇気。
夜明け前の風の中で歩き出す、その静かな一歩を描いた楽曲。
Produced by nanayon music.
アーティスト情報
Akemi
1970年代後半〜80年代前半の「シティポップ/ニューミュージック」が持つ哀愁と夜の空気感を、生成AIと編集で“作品として”再構築する音楽プロジェクト。 Akemi(アケミ)は、神奈川県大和市出身という設定で生まれた架空のAIシンガー。都会の孤独、大人の恋、夜の感情を、ノワール調のシティポップとして歌う。 作詞・作曲・歌唱・ビジュアルは生成AIを制作ツールとして用いながら制作し、「AIの中にある人間味と懐かしさ」をテーマに探求している。
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nanayon music



