歌詞

fling (feat. KYBand)

重たい瞼と安定しない気候で

喧騒の街をアテもなく紡皇う午後

気が向いただけよ愛想のない美しい横顔に

見惚れたいだけよ夜のうちに紛れ込む

綺麗な言葉を並べて銘酒の所為にして

汚れた唇這わせて距離さえ忘れるの

軽やかな髪に安定しない足取り

政治は忘れて記憶もなくなりたい

何処にいるかなんて誰かしらに尋ねたらどう？

何時だとかなんて欠片（かけら）も思わないわ

冷たい指先重ねてグラスを傾けて

熱い視線に気が付いて距離さえ忘れるの

嗚呼今だけは子供の様に消えて無くなる前に遺して

境目も解らぬままベッドの奥に沈めて

嗚呼このまま何処か二人で迷い込めたらどれくらいの

意識を保てるかしらなんてことを思いながら

カーテンを開けてひとりきり煙くゆらして目を閉じた

冷たい指先重ねてグラスを傾けて

熱い視線に気が付いて距離さえ忘れるの

嗚呼今だけは子供の様に消えて無くなる前に遺して

意志さえも奪って欲しいぐちゃぐちゃのシーツの上

嗚呼このまま何処か二人で迷い込めたらどれくらいの

意識を保てるかしらなんてことを思いながら

声も出さずに消え往く様何も要らないわ

さようなら

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kohei yamamoto
kohei yamamoto｜音楽家／マルチプレイヤー／プロデューサーボーカル、ギター、EWI、ベース、鍵盤の演奏から、作詞・作曲・編曲、ミックス、マスタリングに至るまでを一人で完結させる、稀有なマルチプレイヤー。フュージョンに裏打ちされた緻密なアレンジと、叙述的な詞世界が交差する楽曲群で、聴く者の心を静かに揺らす。これまでに累計10枚のアルバムをリリースし、2025年には四季をテーマにしたシリーズ第3弾『wavelength3〜春夏秋冬〜』を発表。ジャンルやスタイルを横断する柔軟なアプローチで、多方面から注目を集めている。また、メンバーを固定しないバックバンド「鉄饅頭軍団」を率い、楽曲ごとに編成を変えながら、アンサンブル力の高さに定評あるステージングを実現。ソロ活動と共に、そのダイナミズムが支持を集めている。
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80年代フュージョンを基調としながらも、様々な音楽性を取り入れつつ活動。
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