君はただ声を失くしたまま
遠ざかる海を眺めてわらった
誰も知らないおはなし
誰も知らなくていい
寂しさの歌い方も知らず
儚い温もりだけ求めては
海は 温かいと言うの
まるで 泡沫のよう
嘘でいい
それでいい と嘯いて
息を止めて
最後なら少し歩こうか
さぁ おいで
君は言葉を失くしたまま 遠ざかる街を見送る
どうせ 終わるなら行こうか
遠く 世界の果てまで
今は ただこの手離さないで きらめきだけを集めよう
傍でわらってくれたら それだけで
何処へ帰れなくても
いいや
- 作詞
宵部憂
- 作曲
宵部憂
宵部憂 の“泡沫の声”を
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