Lyric

あなたは歩くのが早いから

いつも追いつくのに必死でつまづいてばかり

あなたのシャツの後ろ命綱にわたしは

掴んでついていきました

たまの休みに各駅停車あなたとふたり

小銭ポッケに入れて見知らぬ町あなたとぶらり

空の青が消える前にあなたとたい焼き半分こ

歩き疲れてうちに帰るのが好きでした

わたしは緑

あなたは赤

光を放つのは一瞬でそこから先は重たい灯

君は歩くのが遅いから

いつも遠く離れてしまっていたね

前しか見えず生き急いでいた僕は

もっと君に優しくしてあげられればよかったね

休みの日くらい高級外車

君を乗せて

綺麗な景色の見えるレストランなんかに連れて行けたらよかったのに

1日歩き時間潰して買ってあげられるのは甘いものひとつ

それでも笑ってくれる君が好きでした

君は緑

僕は赤

光を放つのは一瞬でそこから先は重たい灯

あなたの嘘が好きだった

あなたの嘘に寄り添うのが好きだった

だから言わないで欲しかった

全て嘘だったなんて言わないで欲しかった

わたしは緑

あなたは赤

光を放つのは一瞬でそこから先は重たい灯

君は緑

僕は赤

光を放つのは一瞬でそこから先は重たい灯