Lyric

見慣れたこの道　色あせてゆく

みんな平気な顔　桜の中を歩く

いつの間にかここに来ては　たばこを揺らして

のびた灰が音も立てず　風の中でただ落ちて　消えてゆく

長い時間流れて

この気持ちすら全て忘れ去って

僕らは前を向き歩いているかな

どんなに高い壁が待っているとしても

それを乗り越えてゆくぐらいの勇気は

胸に隠して　行こうよ

コーラを片手に　ふとした拍子に

考えてたこと　泡になって消える

暮れなずんでしぶとく残る紅が寂しい

いつものこと　いつものこと

言い聞かせてそれぞれの道を行く

「いつかまたどこかで一緒の笑顔に会えたらなって思ってます」

そう言って　別れるよ

上手くは言えないよ

今までが嘘みたいな毎日

モノクロのように変わっていって

溢れ出す何かが弾け飛んで

涙で前が見えないけれども

またここからがはじまりだよ