

いつかは忘れてしまう
適当な理由も
束にして紐で結んで
見せびらかして歩く
君のため息で今日も
紙の町は大火事さ
見える所だけ立派に作った
鎧が似合うね
意味のない言葉を
適当に作って
小さく呟いては
大切にしまい込む
君のため息で今日も
紙の町は大雨さ
見える所だけ立派に作った
鎧が似合うね
海を見下ろして
花火をすり抜けて
綺麗なカーブを描いて
今頃空を飛んで
飛んでいる筈だったんだ
宙返りを
見せる筈だったんだと
君は言った
退屈な明日より
くだらない昨日を
愛している毎日は
騙し絵のようだね
君のため息で今日も
紙の町に風が吹いて
君の鎧の金具がからから
音を立てているね
見慣れない道を
いつまでも走って
見つけた銀色に
確かに触ったんだ
惑星の住処を
確かに見たんだ
みんな連れていくと
君は言った
- 作詞者
江田龍太朗
- 作曲者
水口龍太郎

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ストリーミング / ダウンロード
- 1
NIGHT CRUISE
CHATTER BOX
- 2
INSOMNIA
CHATTER BOX
- 3
EMPTY ENOUGH
CHATTER BOX
- 4
COVERED WITH
CHATTER BOX
- 5
DIVE
CHATTER BOX
- 6
BLIND RHYTHM
CHATTER BOX
- ⚫︎
BIG FISH
CHATTER BOX
心理との会話を表現したCHATTER BOX初のミニアルバム
すべてを飲み込む不条理な渦からの逃避行を経て0から作り上げた7曲。
普遍への渇望、風化への焦燥。
そのような愛すべき矛盾と「心の中の怪物」たちの声を最低限の楽器に閉じ込めた。