狂宴の夜に咲く花のジャケット写真

歌詞

夜の終わりに、私の唇で

いちごミルク

闇に溶ける甘い旋律

揺れる蝋燭の影が誘う

微笑む私の唇が

終焉の幕を引くのよ

舞台の上に咲く黒薔薇

その香りに堕ちてゆく

ひとつの囁きで崩れる理性

抗えないわ 甘く囚われて

求めてるのはカネじゃない

名声なんていらないわ

ただ愛だけが欲しいのに

誰も 私を愛さない

この声に溺れなさい

すべてを忘れて

私の腕の中で

永遠に…

夜の終わりに そっと触れて

熱く燃えるこの唇で

すべてを奪い尽くすの

愛を残したまま…

あなたは違うと信じたのに

私の歌に染まらない

この胸の痛みの理由は何?

こんな気持ち初めてよ

もしも愛と呼べるなら

どうか答えて 逃げないで

私を狂わせたのは

あなたよ…

愛してるの 言ってほしいの

それだけで私は救われるのに

なぜ微笑んでいるの?

なぜ私を愛さないの?

夜の終わりに そっと触れて

熱く燃えるこの唇で

すべてを奪い尽くすの

愛を残したまま…

あなたを求めたのは

ただ愛されるためだったのに

私の心は満たされることなく

夜に消えていく…

夜の終わりに そっと触れて

熱く燃えるこの唇で

すべてを奪い尽くすの

愛を残したまま…

もう眠りなさい 甘い夢の中で

私の唇が最後の愛を捧げるから…

捧げるから…

  • 作詞者

    いちごミルク

  • 作曲者

    いちごミルク

  • プロデューサー

    いちごミルク

  • ボーカル

    いちごミルク

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現代と中世が交錯する架空都市〈ラグレア〉――そこは夜だけが支配する街。宮殿と教会がそびえ立つ一方で、闇には欲望と狂気が渦巻いていた。
この物語の主人公は、10人の美しくも狂気に満ちた少女たち。それぞれが「愛」と「欲望」に囚われ、時に抗い、時に飲み込まれながら夜の闇へと堕ちていく。監禁、絵画に封じられた恋人、修道女の禁忌、毒の指輪、妖艶な歌姫――彼女たちの愛はどこまでも歪で、甘美で、そして破滅的だった。
禁断の愛、執着、狂気、破滅――ゴシックメタルの旋律に乗せて、狂宴の夜が幕を開ける。咲き誇るのは、誰よりも美しく、誰よりも狂おしい愛の花。

アーティスト情報

PinkNokko's

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