歌詞

見上げた夜空　月を隠す雲

俺はクソ　嘘で隠す苦悩

街灯の明かりで溶けるシャドウ

今も覚えてるあの日の事

貴方に逆らえば直ぐにお仕置き

行き先は家の庭の物置

真っ暗な闇　うずくまる一人

隣の家カレーの匂い

時に優しさは痛みに変わる

ふとした瞬間に目つきが変わる

貴方は眠剤で自殺を図る

普通じゃない

ガキの俺でも分かる

横断歩道手を繋ぎ渡る

家族を眺めて明日を想う

包丁手に取り貴方は叫ぶ

”私は普通”

貴方は叫ぶ

零した涙　一つ一つに色を足した

貴方の愛か　それとも明日

記憶と共にある自分らしさ

モノクロの世界に色を足した

いつの間にか落としたナニカ

貴方の愛か　それとも明日

それとも

選択や料理もやらなくなった

クタクタの親父がキッチンに立った

パニック障害　躁鬱病

病気と分かってても腹が立った

婆ちゃんが捕まった

泣いてる母の袖に捕まった

普通じゃない　痛感した

まとも行きの列車は前を通過した

妹を連れ貴方は出てった

怖くなった将来や世間が

反発し悪事に舌鼓

池に浮かべた教科書花吹雪

張っていた意地が唯一の武器

まっすぐな瞳にそっぽを向き

夜の隙間ぬい一人で歩き

探していた一欠片の勇気

零した涙　一つ一つに色を足した

貴方の愛か　それとも明日

記憶と共にある自分らしさ

モノクロの世界に色を足した

いつの間にか落としたナニカ

貴方の愛か　それとも明日

それとも

言い訳してても何も変わらない

いくら泣いたって何も変わらない

いくら嘆いても何も変わらない

分かっていたのに今日も空回り

全てに嫌気が差した

生まれた町から1人離れた

般若の様な男になりたかった

ペンを取ったあの日からラッパー

Hiphopで苦難を乗り越えたとか

Hiphopに命を救われたとか

大層な理由は無いけど

確かに俺の世界に色をくれた

アスファルト　灰色の雲

響くサンダルと風の音

今も覚えてるあの日の事

あの日の事

零した涙　一つ一つに色を足した

貴方の愛か　それとも明日

記憶と共にある自分らしさ

モノクロの世界に色を足した

いつの間にか落としたナニカ

貴方の愛か　それとも明日　それとも

拭った涙　見上げた空に色を足した

貴方の愛か　それとも明日

記憶と共にある自分らしさ

モノクロの世界に色を足した

いつの間にか　拾ったナニカ

貴方の愛か　それとも明日

そろそろ行かなきゃな