Lyric

思えばいつも僕は君に

好きにしていいって言って

僕は何も君に

してあげたことなんてなかった

「ごめん」って君が言うのが

たまらなく悲しくて

「ありがとう」って言われるのが

どうしてか　苦しかった

誰かさんが言うには

永遠なんてないって

星の光が届くまでに

何年もかかるって

いつか僕が消えて

それこそお星さまになって

もし君が忘れちゃっても

僕は大丈夫だからさ

やりたいことはたくさんあって

そのすべてを思い描いても

馬鹿だよなぁ

そんなの叶えられる時間ないのに

それでもやめなかったのは

なんでかな

わかんないけど

今思えば多分

夢を見ていたかったのかな

なんでもない日常とか

くだらない話とか

そんなものを望むには

あまりにも手遅れで

もし僕が君と出会ったのが

ここじゃなかったら

ってこんなことばかり言っても

どうしようもないよね

いつかくる別れなんて

考えたくなかった

怖い思いすることも

認めたくなかった

楽しい話をして

笑いあうような

そんな日々がずっとずっと

続いていけばよかった

だから君が気づかないよう

いつまでも笑うよ

明日が来ると信じて

いつまでも笑うよ

もしも明日になって

君が僕を見失っても

きっと空を見上げれば

ずっと星が瞬いているから

なにか大事なことを

忘れちゃったとしてさ

自分だけで思い出すなんて

きっと無理なことだよ

だから思い出しても

何も変わらないでね

って無理な言葉なのはさ

わかっているんだよ

やめてよ

君が悲しそうな顔をするなんて

そんなことされたら

泣きたくなるじゃないか

ずっと前に決意は

もう決まっていたはずなのに

揺らいじゃうから

ねえ

初めから終わりなんて

信じたくなかった

「これが終わればさよなら」って

本当は言いたくなかった

「君が生きていればいい」って

君は優しく言った　けど

「君の傍に居たいよ」って

本当は僕は思ってた

「振り向いてくれなくていい」なんて

思っちゃいなかった

「忘れられても平気」だとか

本当は思っちゃいなかった

望んでもいいなら

隣で笑いたかった

ってこんなことばかり言っても

どうしようもないから

「ごめん」なんて言葉より

「ありがとう」ってことより

君に言いたいことが

もっともっとあったよ

交わした言葉と思い

繋いだ手の温もり

もらってばかりで

なにも返せていないんだよ

だから君が来てくれるのを

いつまでも待つよ

君が見つけてくれるのを

いつまでも待つよ

もしも僕が消えて

それこそお星さまになっても

同じ空を見上げれば

一等星が輝いているから