Lyric

不本意に生きる僕は

明け方のカラスに惑わされ

蹴ってしまった缶の音が

東京に響き　足が

止まる

鳴り止まないミュージック　東京に息を吹かす

歩きすぎた心を連れてって

まだ止まない雨の中で

流離い　出口をまさぐって

汚れた道端は　夜の中心

叫び声と共に　グラスが割れる

突き刺さる乾いた視線を

潜って　逃れて

悲しげな黒い影を

君が　踏むんだ

鳴り止まないミュージック　東京に風を吹かす

走り過ぎた心を引きずって

まだ止まない雨の中で

流離い　出口をまさぐって

輝いた黒い街

跳ね上がる鼓動を

それでも僕らは

心を　擦り減らす