Lyric

あの時あの場所で　繋いだこの手が切り離せなくて

虚ろな指先が　光と影の境界なぞる

透き通る鏡は　覗けど叩けど何も映さずに

ただ問いかけるだけ　「君はここで何をしている？」

まだあの日の空は忘れられないから　上を向いて

鈍色に染まる　僕達だけの道を歩く

苦しくて　苦しくて　立ち止まりたくなるよ

だけど　そう　だけど　立ち止まりたくないよ

今は逃げないでここにいるから　共に戦おう　明日を歩くため

寂しくて　寂しくて　振り返りたくなるよ

だから　ねえ　だから　振り返らせないでよ

僕は臆病で怖がりだから　ふたりで進もう　明日へ急ぐため

境界のその先へ

この道この街で　僕らはひたすら駆けて逃げるだけ

乾いた眼差しが　追うのは軌跡？　それとも記憶？

澄み渡る水面は　触れど揺らせど何も示さずに

ただ嘲笑うだけ　「君はどこで何を見ている？」

まだあの日の雨は　忘れられないけど　前見据えて

虹色に光る　ハリボテだけの街で跳ねる

眩しくて　眩しくて　目を覆いたくなるよ

だから　そう　だから　目を覆わせないでよ

僕は逃げないで受け止めるから　共に踏み込もう　明日に進むため

悲しくて　悲しくて　逃げ帰りたくなるよ

だけど　ねえ　だけど　逃げ帰りたくないよ

僕は逃げないで立ち向かうから　ふたりで歩もう　明日を選ぶため

境界を突き抜けて

ねえ　あの時見た景色は今どこに

そう　この先見る景色は今ここに

まだ　何色もついていない世界　Ah

それでも僕の姿だけは見えた

苦しくて　苦しくて　立ち止まりたくなるよ

だけど　そう　だけど　立ち止まりたくないよ

今は逃げないでここにいるから　共に戦おう　明日を歩くため

寂しくて　寂しくて　振り返りたくなるよ

だから　ねえ　だから　振り返らせないでよ

僕は臆病で怖がりだから　ふたりで進もう　明日へ急ぐため

境界のその先へ