歌詞

下される言の葉を結び天へ昇る自決の鍵を

明と暗を隔てた最古の骸に誓いの歌を

世界が赤き涙で覆われた賞賛を

新しき秩序を 貴方を

創り直そう

静寂の華 咲き乱れた 偽りの幻と 踊り狂う根

思いを馳せ 数多の矢 屍の地平線 なぞる宇宙

理も非もない 掻き混ぜる 流れ出す 下々の魂の死

差し迫ると 他人事 腑甲斐無い 裁きを受け入れてみせろ

築いた地に思い上がり 貸した威の贖罪を

持て余した快楽の向こう側を見てみたいが

燃え盛る翼 滑翔 蠢く図を騙せない

空吹く風と聞き流して孤独に堕ちる

肉の天使と血の悪魔 告発者は現れない

正鵠を射た個の世界 幻想の領域を出ず

箱の光と丸い闇 錯誤さえ甚だしい

峻別した契約 噛み千切れる口付けならば

天に上り 星座と成り 恣に 囃す声が溢れる

S字形に 歪みを生み 蕩ける様に 輝く滑稽な世界

月を齧る最中 十字架の詩 切裂く槍が

嘲笑うのは 激情的な 奪い合いの世

繁栄は無い

薔薇が×めた 泡沫の間 目次録には 渦巻く愛

悪夢は未だ 羊の群れ 狂気を帯び

生命を賭けて謎めく

嘘で曖昧 濁したのは

何時も神だけ 鳴り響くから

奇跡を祈れ 屑の結晶

××の中に 置き去りの貴方を

奥底ばかり 弄るのは

脳に神だけ蔓延る だから

奇跡を祈れ 屑の如何様

譲れない夜 不確かな知恵

穢れなき論を描き求めた 波動の華の束 静かに実を付けた

共に囚われた繭の中でも 融合と称するには些か不適合

腐食される祝詞 徒然なる儘に 形振りも構わずに

大空に自由を 大海に母を 創造出来るか

赦せば悪を 認めれば正を 理を与えた 堰を切り満ちた

重ねた懺悔が足枷と成りても 自らの美しさを憚らない

誰かの為では無い 他の誰でも無い 此の願いよ どうか

啓示を穿つ 成れの果てに

知り尽くした手 包まれていたい

奇跡を祈れ 屑の当然

成ろう事なら 夢で貴方を

嘘で曖昧 濁したのは

何時も神だけ 身を巣食うから

奇跡を祈れ 屑の下名に

終わらない夜 置き去りの貴方と